タオルの教科書

前回の投稿「タオル購入時にユーザーが重視するランキング」で、『手・肌触り感』が常に上位ランキングされていることを書かせていただきました。

やはりタオルはふわふわ感がある方が人気が高いことは事実なのですが、購入時に注意していただきたい点は、販売しているタオルがすでに柔軟剤が付いているケースです。
では、なぜ柔軟剤が付いていることが良くないのか?

テレビCMで当たり前のようにふわふわ感を出している柔軟剤のCMがありますが、柔軟剤を使用すると綿の表面がコーティングされることで吸水性が悪くなったり、パイルが抜けやすくなり劣化が早くなることもあります。
意外とこれが知られていません。

タオルの重要な役割である吸水性という観点から考えると、肌触りを良くするために柔軟剤を過剰に使用することは本末転倒なのです。

これを知らずに店頭でタオルを購入しようとすると、吸水性は判断できないものですから、どうしても手に取った肌触りで判断せざるを得ません。つまり、最初から柔軟剤を使用しているタオルを手にとりやすくなってしまうのです。

これらのタオルを購入すると「数回使用しただけで肌触りが硬くなった」ということにもつながります。当然です。最初から柔軟剤が使われており、本来のタオルの姿ではないのですから。

特にタオルはギフトとして贈られる方も多いので、せっかくなら喜んで長く使っていただけるものを贈りたいですよね。

そこで、タオルを購入するうえで柔軟剤が使用されているか否かを誰でも判別できる基準を教えます。

①まず親指と人差し指を擦り合わせて、その感覚を覚えておきます
②次にタオル生地を親指と人差し指でつまんで軽くなぞった後、親指と人差し指を再度、擦り合わせます
③柔軟剤がついているタオルは指先がツルツルした感覚が得られます
※最近ではナノテク技術によって微粉末にされた吸水性が良いシリコン系の柔軟剤もあり、こちらも同様にツルツルした感覚が得られる場合もあります。

店頭で購入時のポイントとしてぜひお試しください

※投稿内容の一部は今治タオルタオルソムリエ教本から引用しております

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