タオルの教科書

タオルにとって何が一番大切か?と言えば吸水性です。

特に今治タオルは、柔軟剤を使わなくても風合いが良くて水を吸ってくれるということをセールスポイントにしています。

それにも関わらず水を弾いてしまうというトラブルが発生することがあります。

この原因として「柔軟剤を過剰に使用している」ということが挙げられます。

柔軟剤は家庭洗濯でも使われますが、一般衣料品の最後の仕上げ工程で風合いを高めるために使われることがあります。

コンビニで売っているタオルですぐに使おうとしても、風合いは良いが水を吸ってくれないという商品はこれに該当している可能性があります。

柔軟剤というのは「界面活性剤」を主成分とする薬剤で、界面活性剤には3つのタイプがあります。

洗剤にも使われているタイプ(アニオン性活性剤)と柔軟剤で多く使用されているタイプ(カチオン性活性剤)は異なり、カチオン性活性剤は繊維を柔軟にし繊維に強固に付着します。また、強カチオン性の柔軟剤は非常に強い撥水性能を持っており、一度付いてしまうと落とすのは極めて難しいです。

これらから柔軟剤を多量に使用するとその界面活性剤の構造上から水を弾くことがあり注意が必要です。

何度も繰り返し洗濯をしてタオルの肌触りが悪くなったら、ごく少量だけ使用することが吸水性を保てて長持ちさせることができるひとつのコツです。

なお、洗濯方法に関する極意はこちらの記事「タオルを長持ちさせる洗濯方法(5つの極意編)」でも紹介していますのでぜひご参照ください。

柔軟剤を使用しなくても最初から「ふわふわのスポーツタオル」はこちらからご購入いただけます。

【引用元】タオルソムリエ教本

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